謎と物語の世界に、
ようこそ。
Q&Aや、Webページのトラブル報告はこちら。
本作の導入部分を、詳細な小説にしたものです。
プレイ前に、ぜひご一読ください。
Web用の説明書を公開しました。
詳しくルールを知りたい方はこちら。
制作スタッフが、プレイ後アンケートを元に、本作がどんな方に向いているのかをご紹介します。
ESCALOGUE(エスカローグ)とは、ESCAPE(脱出)とDIALOGUE(対話)を組み合わせた造語です。
つまり本作は、謎解きを主とした「脱出ゲーム」と、あなたが作中の人物と交わす会話で進む「対話の物語」が融合したシリーズです。
ボードゲーム型の本作は、あなたの部屋まで、上質な謎解きと物語をお届けします。
シリーズ第1作、『アリスと謎とくらやみの物語』はプレイ後アンケートで満足度99%を記録するなど非常に高い評価を受けています。
そして本作――第2作のテーマは、ホームズ。より知的に進化したESCALOGUEを、ぜひお楽しみください。
1902年、4月。クイーン・アン街で開業医となっていたワトスンは、ベーカー街を訪ねてホームズに会った。
このときホームズは、昨年アメリカで発売されたという最新式のタイプライターを用いた実験に夢中だった。そのタイプライターは電動式で、給電のためのケーブルが天井の電球用ソケットまで伸びていた。
やがてホームズは、実験のかたわら奇妙な新聞広告の話を始めた。
タイムズ紙に掲載されたその広告の内容は「暗号の文面」であり、出向者の名前は有名な医学博士、カイル・ロビンソン氏となっていた。
この日以降、ロビンソン博士の新聞広告は毎日「暗号」を変え掲載され続けた。
ワトスンは医師として働く傍ら、新聞に掲載される暗号を読解しようとしたが、どうしてもできなかった。
そして7日後の朝――「暗号の新聞広告」が8枚溜まったとき、ワトスンは同じ新聞の伝言欄に驚くべき記載を発見する。
本日はロビンソン博士の死からちょうど10日目であり、その記念式(故人を追悼する儀式)が行われるというのだ。つなり件の新聞広告は、死者が出稿したものだった。
好奇心を掻き立てられたワトスンは再びベーカー街に向かったが、そこにホームズはいなかった。
代わりにテーブルの上には、ホームズの自筆のメモが残されていた。
より詳細なストーリーはこちら。
LINEで繋がる
本作のプレイには、LINEを使用できる携帯端末(スマートフォンやタブレット)が必要です。
なぜならあなたは、直接ワトスンと連絡を取り合い、彼を導いていかなければならないからです。
彼に適確に指示を出し、物語の舞台が写った6枚の「写真」に対して適切な捜査を行うことで、様々な発見があるでしょう。
ユニークな謎
本作の謎は、新聞に掲載された奇妙な広告です。
その広告は死者である医学博士の名前で出稿されており、彼の死自体に密接にかかわっているようです。
新聞広告の謎はまいにち内容を変え、もう1週間以上も掲載され続けています。そしてそれらの謎を解くたび、解答としてひとつずつ「キーワード」が現れるのです。
明らかになる関係
消えたホームズは、捜査資料として「人物相関表」を残しています。ですがその相関表はあちこちに空白があり、ゲーム開始時では人間関係がよくわかりません。
その相関表を埋めるのが、謎を解くたびに手に入る「キーワード」です。
あなたがワトスンに協力し、謎をひとつ解き明かすたびに、事件の複雑な人間関係が明らかになっていくでしょう。
選べる難易度
本作は「ノーマルモード」に加え、より難易度が高い「ハードモード」、「ベリーハードモード」、「エクストリームモード」をご用意しました。
モード選択はゲームの途中で発生しますので、それまでのプレイ感覚を踏まえてお選びいただけます。
なお「ベリーハード」や「エクストリーム」は、その名前の通り非常に難易度が高くなっております。体験型の脱出ゲームの経験が100回を超える、謎解きマニアの方々におすすめいたします。
ご注意
■ LINEアプリが必要です
本作のプレイには、LINEアプリがインストールされた携帯端末(スマートフォンやタブレット)が必要です。
1台だけでも遊べますが、より多くのプレイヤーがLINEを使用していると、プレイがぐっと快適になります。すべてのプレイヤーがLINEアプリを使用することを推奨いたします。
■ 繰り返しプレイには向きません
本作は謎解きゲームであり、複数回遊んでも内容は同一です。ですから、最高の体験ができるのは最初のプレイのみです。
お願い
■ WEBでのネタバレについて
本作では一度きりしか体験できない、「謎解きの驚きと快感」をメインに扱っております。ですから「カード、シート、写真、ボードの表面」および「すべての謎」「すべての謎の解法」のwebでの公開は控えていただけましたら幸いです。
■ 本作の貸し出しについて
本作は個人による購入を前提に制作しております。本作の内容をサービスとして提供したいボードゲームカフェ様、プレイスペース様等は、1プレイごとに1パッケージのご購入ならびにご開封を謹んでお願い申し上げます。
2020年11月発売
定価 3,960円(税込)
プレイ人数:1〜6人
プレイ時間:120〜270分
対象年齢:12歳以上
STAFF
監修 安田均
ディレクション&ストーリー 河野裕
謎制作協力 パズ.rar、常春
ディベロップメント グループSNE、ラ・シタデール
イラスト 青依青
デザイン 林紫
Special Thanks! 清木昌
制作元
株式会社グループSNE
合同会社ラ・シタデール
発売元
株式会社グループSNE